恵那工芸:アクリル加工・アクリル板のレーザー加工・NC切削加工・曲げ加工・接着加工・ペット加工・塩ビ加工

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アクリルの表面の硬さについて

2017年4月28日

こんにちは!担当のTです。

本日はアクリルの表面の硬さについてお話ししたいと思います。

 

アクリルの表面の硬度

アクリルの表面の硬度は2H程度です。この2Hとはどんな基準なのでしょうか?携帯電話のカバーなどにもこの数字ついていますよね。なんとなく数字が大きければ硬いというイメージはあります。詳しい内容は日本工業標準調査会(JISC)のページで閲覧できますので興味のある方はぜひ。この数字の主な使用箇所は、自動車などの塗膜の強さを表すのに使われています。この記号と数字が、最近ではスマホ用の保護フィルムの表面ハードコート層の硬さを表すのに使われているんです。

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引っかき強度とはどんなもの?

 

JISのタイトル、「引っかき硬度(鉛筆法)」を読んでいただければわかる通り、このHや、4Hなどという表現は、鉛筆の芯の硬度を表しています。濃くて太い文字を描きたいのなら4Bを細く薄い文字を書きたいのなら2Hを選ぶように、鉛筆の芯の硬度は6B 、5B、 4B、 3B、 2B、 B、 HB、 F、 H、 2H、 3H、 4H、 5H、 6Hの順番で硬いということです。こんな感じで表面を引っ掻き傷がつくかを調べます。

 

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図:鉛筆硬度試験 参考文献:JISハンドブック塗料(日本規格協会) 使用器具:三菱ユニ鉛筆 6B~9H  

ちなみに、宝石などの硬度を表すのは「モース硬度」と呼ばれるものです。ダイヤモンドの硬度が10で地球上で一番硬いとされているやつです。鉛筆硬度最強の9Hはモース硬度でいうところの5ぐらいにあたりトルコ石ぐらいらしいです。

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図:モース硬度表

両者を相対的にわかりやすくした図があったのでご紹介します。

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アクリルの表面硬度はどれぐらい

 

アクリルの表面硬度は2H程度です。つまり、2H以上の硬いものでひっかくと傷が付くということです。身近なものでこれぐらいの硬度のものは人の爪の硬さです。ということは爪で強くひっかくと傷がついてしまうということです。最近では表面強化板アクリルなども出てきますので傷がつきやすいところに使用する什器などであればご相談いただけれると良いと思います。

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工場の設備紹介:パネルソー(自動定規)

2017年4月25日

こんにちは!担当のTです。

本日は、工場の設備を紹介したいと思います。

 

パネルソー(自動定規)

 

前に紹介したパネルソーに自動送り機能がついている便利なパネルソーです。基本的な使い方や機能はパネルソーと同じなので気になる方はパネルソーについて紹介している記事を見てくださいね。(パネルソーについてはこちら

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コントロールパネルにデジタル的なものがついているのが自動定規の設定パネルです。

 

 

すごいぞ自動定規機能!

 

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ここに欲しいサイズを入力するとそのサイズに機会が勝手に切ってくれるんです。画像の数値は100mmの板が欲しいので100.9mmで設定(この後、カンナ掛けをするので1mm余分に見ています)しておくと、右のバーが板を押してくれて設定サイズに切ってくれるというものです。

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一枚切ると、

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100.9mm押してくれます。

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どんどん切ってくれます。一度設定してしまえばほっといても切ってくれるので同じサイズのものを多量に切りたい時に大活躍の機械です。

 

 

 

工業機械カバー①

2017年4月23日

工場の工業機械のカバー。オリジナル工作機械でも作成可能です。短期納品も可能ですので、まずはご相談願います。

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工業製品展示ケース

2017年4月23日

工業製品展示ケース。電線を展示するケースです。展示品に応じて土台をお作りいたします。展示会や工場のショールームなどに最適です。

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MCナイロン加工品

2017年4月23日

ナイロン樹脂をマニシングセンターという機械で加工したもの。工作機械のスイッチ稼働部品。1個から受注可能です。

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アクリルの特性

2017年4月19日

こんにちは!担当のTです。

本日は、基本中の基本のアクリルの特性についてお話しします。

 

透明度がすごいんです!

 

透明のものといえばガラスが思いつくと思いますが、ガラスの透明度はどれぐらいだと思いますか?透明度を表す専門的数字で光線透過率(物質の層が光を吸収する程度を示す値)というのがあります。この数字で表すと92%です。ではアクリルはというとなんと93%でガラスを1%ですが上回ります。そのようなこともありアクリルは別名「プラスチックの女王」なんて呼ばれることもあるんです。

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フォトフレームなど中にメディアを入れて見せるものに最適ですね。

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加工しやすいんです!

 

加工手法の切る、穴をあける、曲げるなど加工の自由度が非常に高い素材です。接着剤による加工ももちろん可能です。レーザー加工機で切断できるのも非常に加工性が高いと言えると思います。

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レーザー加工機で抜いた端材です。

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接着ももちろん綺麗にくっつきますね。

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炉曲げでのR加工にも適しています。

 

環境変化にも強いんです!

 

屋外における太陽光や風雨・雪などの気象条件にも優れた耐候性を発揮してくれます。だから看板や建築材料に好んで用いられています。身近なところでいえば自動車のランプレンズや電飾看板のカバーもアクリルです。これは、透明度や強度の低下が極めて低い素材だから使われているのです。外部環境差にもよりますが、だいたい10~20年程度の耐久性があると言われています。ただし、着色したアクリルは色が薄くなったりするものもあります。

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安全性も高いんです!

耐衝撃性に優れていて、万一破損しても、ガラスのように大きく破片が飛び散ることがないのでケースなど一昔前まではガラスが主流だったものに用いられるケースが増えています。(比重は1.19、耐衝撃強度はガラス1に対し、10~16倍。)

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ガラス色のアクリルでできたキャンディーボックス、ぱっと見ガラスのようですが、こういったものもアクリルでできています。

 

工場の設備紹介:パネルソー

2017年4月15日

こんにちは担当のTです。

本日は工場の機械を紹介したいと思います。

 

パネルソー

 

加工の最初の工程は板を切るところから始まります。コレクションケースを作るのも棚の仕切り板を作るのもまずは板を切ることから始めます。その板を切るのに使うのがこのパネルソーです。アクリルもペットも塩ビも材料として使うものはこのパネルソーで切っています。

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最近では、ホームセンターのカットコーナーでも見かけることが多くなっていますよね。これに板を挟んで切るんですね。IMG_0030

板を抑えます。カットボタンを押すとのこが降りてきて板を切ります。切り終わると抑えが自動的に離れてこんな感じで切れています。

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長さの調整は下のメモリを目視で合わせて行います。

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ガイドの端にアクリルの板がつけてあるのは、職人さんの工夫です。仕事の特性で結構薄い板を扱うことがあります。通常の状態では薄い板が隙間に入ってしますことがあるためこんな感じで隙間に入らないようにしてあります。あと、白アクリルにしてるのは奥のメモリがコントラストで見えやすいようにもしてあるんですね。

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裏の丸ノコはこんな感じ。これが上下に移動して板を切っています。ノコ歯は3ミリと5ミリを使用していて、薄いものは3ミリで厚いものは5ミリの歯で切ります。

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パネルソーのコントロールパネルです。2700くらいまで切れます。板の長さでノコ歯の位置を上昇させるのですが、見やすを手書きで職人さんが書いてくれています。というもの、梱包用のダンボールをこれで切ることがあります。その作業は、職人さんではなく組み立て工程のアシスタントさんがやってくれているのでわかりやすいようにしてあげてるんですね。

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最後に集塵機です。板を切る際に出る削りかすを吸ってくれています。板のカットは加工の基本中の基本なのですが板を切る際にノコ歯の厚み分が消失します。3ミリ歯を使っているなら、材料を切るたびに3ミリなくなっていっているのんですね。この辺りは、また詳しく触れたいと思います。

アクリルの製法の違いについて

2017年4月11日

こんにちは!担当のTです。

本日は、アクリルの製法の違いについてお話ししたいと思います。

 

アクリルには2種類あるんです!

 

アクリルと一言で呼ばれていますが、実は大きく2種類あります。この2種類の違いは、アクリルの製法の違いで、加工を施す際の種類によって使い分けています。熟練の職人さん曰く表面を見れば種類がわかるらしいのですが、担当のTはというと・・・・。それでは、製法の種類とその特徴を以下で説明していきます!

 

キャスト製法

 

2枚のガラスの間にアクリル原材料を注入し、硬化させて作る製法です。

長所

1.硬い、反りにくい(押し出しと比べて)
2.クラックの混入が少ない(押し出しと比べて)
3.電動ノコギリやパネルソーなど切削個所に熱の掛かる加工がしやすい

短所

1.溶剤接着に時間が掛かり接着強度も低い(押し出しと比べて)
2.板厚のバラツキがある
3.高価である

あと板厚の厚いものは基本キャスト(20mm以上のもの)、カラーアクリルもキャスト、大きさの大きいものもキャストなどですかね。

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押し出し製法

 

ドロドロの粘土状になっているアクリル樹脂をローラーから押し出して作る製法です。

長所

1.板厚の寸法精度に優れる(厚みが均等)
2.接着性に優れている。溶剤接着(溶かして接着する方法)に向く
3.熱曲げ加工しやすい
4.安価である(多量生産がきくため)

短所

1.キャストに比べやや硬度が低いので反り易い
2.溶液や薬品でクラック(ヒビ)が入り易い
3.パネルソーなどの高速切削加工に向かない(過熱部分が融けるため)

あと厚みは最大20mmぐらいまで、色数が少ない、製法の兼ね合いで板幅が制限されているなどです。

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どっちがいいの?

 

弊社で主力として使用してるのは押し出しの板です。理由としては、板の単価と接着、曲げ加工の効率が高いところが挙げられます。販促什器に求められる要件については押し出し板で十分足りていると思います。製品を作る際にどのような意図でどのような場所に配置するのかをヒアリングさせていただき用途に合う板を提案させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

アクリルのメーカー紹介

2017年4月8日

こんにちは!担当のTです。

本日は、アクリルメーカーさんの商品紹介をしようと思います。

 

いろいろあるぞアクリルメーカー

 

スーパーなどで野菜を選ぶ際に産地を見て選ぶようにアクリルでもメーカーさんごとに特色があります。お客様から依頼された什器の性質、目的に合わせてそれに合うアクリルを選択して作り上げます。押し出しだけどキャストに近い特性を持った板など様々ありますので、ご相談していただければと最適な素材をご提案いたします。

 

三菱レイヨン

キャスト:アクリライトL・S・K3・MR・IR・アクリフィルターIR

押し出し:アクリライトEX・E・型板

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旭化成

キャスト:デラグラスK・KM

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押し出し:デラグラスA・AM・SR・デラプリズム・デラミラー

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クラレ

キャスト:パラグラス

押し出し:コモグラス HI・SC・コモミラー

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住友化学

キャスト:スミペックス AS

押し出し:スミペックスE・GT

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カナセ

キャスト:カナセライト

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フォトフレーム作ってみました

2017年4月7日

こんにちは担当のTです。

春の入学シーズンということでフォトフレームを作ってみました。

 

まずはレーザー加工します(ベース作成)

まず、フォトフレーのベースとなるデータを作成。中に入れる写真はL版(89×127mm)にしたいので122×178mmでベースを作成。角も2Rでつけときます。

抜き終わった板はこちら。

 

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次にカバー側のアクリルを加工していきます。春ということでフレームの周りに桜の彫刻をして行こうと思います。

レーザー加工機が桜の箇所を彫刻している様子。この作業で15分ぐらいかかります。彫刻は時間がかかる作業なんですよ。

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外側のカット線も加工終了です。

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桜の花なので今回水性塗料を使ってピンクにしてみようと思います。(レーザー加工後の塗装で油性塗料を使うとクラックの恐れがあるのであまりオススメしませんね)彫刻箇所がちょうどマスキングのようになっているので筆で上から色をつけていきます。

 

桜の模様に色をつけてみます

 

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最後は組立作業です

 

フォトフレームにしたいので四隅にカザリビスを取り付けます。今回使うのはこれ。我々の間ではおなじみのアクリサンデー社様のビス。500円ぐらいです。

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保護紙を剥がして、組み立てるとこんな感じです。

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補足:塗料を塗った場合と塗っていないところの違いはこんな感じです。今回使った板が押し出し板だったので少し薄いです。キャスト板を使えばもっと白くケガけます。

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会社紹介

2017年4月6日

こんにちは担当のTです。

まずは、恵那工芸の紹介から始めてみようと思います。

場所は、愛西市というところにあります。海部郡佐屋町、立田村、八開村、佐織町の2町2村が合併し発足した県下32番目の市で、旧立田村にあたります。

詳しくはホームページのこちらをご覧いただければ。

http://enakogei.co.jp/access

 

会社外観

 

外観はこんな感じです。

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周りは、畑に囲まれて、のどかな感じのところですね。いちごとレンコンが有名なところなので、シーズンになるとハスの花を見に観光客の方が来られるほどです。

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工場の中の様子。毎日色々なものを作っています。作るものの多様性がこの業界の特徴じゃないですかね。それぞれについてはまた、日を改めてご紹介します。

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こんな感じで、日々のことを発信していこうと思います。

ブログ始めます!

2017年4月3日

こんにちは担当のTです。

今年ホームページを全面リニューアルいたしました。ホームページを作っている時に考えていたのですが、なかなか会社のことを表現することができない・・・・。

担当Tの会社は、日々色々なものを作っています。ほぼ毎日同じものを作っていないんじゃないかというぐらいです。専門の樹脂だけでなく、木工やスチール、スクリーンなど作っているものの材質も様々です。

そこで、ブログを始めてみようと考えました。

文章なんて描いたことのない担当Tが更新していきます。読みづらい部分や表現、誤字脱字など往々にしてあると思いますが、頑張って描いていこうと思います。

社内で起こっている様々なことや工場の施設やそれを使った物作りのお話、私たちの専門である樹脂のお話などをここでさせていただき、我々の会社のことを知っていただける場にしていきたいと思います。

それでは、今後ともよろしくお願いします!