恵那工芸:アクリル加工・アクリル板のレーザー加工・NC切削加工・曲げ加工・接着加工・ペット加工・塩ビ加工

NC加工機ってなに?

2017年5月25日

こんにちは!担当のTです。

本日はNC加工機についてお話ししたいと思います。

 

切るんじゃなくて削るんです!

 

前に説明したレーザーは切る機械です。NCという機械は刃物で削る加工を行う機械です。専門的にいうと切削用工具の刃先の動作を座標値で定義して加工をおこなうんですが、わかりやすく言うと、ドリルが板を削ってるんですね。削る加工のメリットは、樹脂の材料を選ばないということです。(これ意外と重要!)レーザーは熱で板を切っていました。要は溶かして切断しているんですね。アクリルに関しては問題ないのですが、塩ビ・ペット・ポリカなど加工できない素材もあったんですね。NC加工機については削るので塩ビやペット、ポリカなどの板も加工が可能となります。工場の機械のカバーなどの加工もこれで問題なし!困っている方おられれば相談ください!1枚から作りますよ!

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加工面積は最大1300×2500サイズの加工が可能です。大判の板を加工できるのがこの機械の特徴ですね。

 

削ると何がいいの?

 

削る加工のメリットは、先にあげたように熱で溶かして切ることのできない樹脂の加工が可能であることと、もう一つ接着ができるということです!(これも重要!)アクリルに限ることですがレーザーで切断した面は接着できません。正確にいうと接着自体は可能なのですが一度熱を当てているため樹脂の構造が変性していて接着液をつけるとクラックが起きやすくなります。NC加工に関しては削っているわけですから、熱による変性はありません。切断面同士を接着する加工が可能というのが最大のメリットとなります。

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削っているところです。

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円筒の歯を回転させて削るので角がどうしてもRがついてしまいます。

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こんな大きな板でこのような形状の加工も可能です。これを手で切ろうと思うと・・・。

削る材料の大きさ、厚さ、開ける穴の大きさによって歯を変えながらの作業となります。弊社の機械は自動で歯を変えてくれます。

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替刃をこのようにセッティングしておくんですね。

工場の機械カバーから店舗什器はもちろん切り板の加工もできますので、ご要望あればこちらからお願いします。

アクリル加工の紹介

2017年5月10日

こんにちは!担当のTです。

本日は、アクリル加工を何種類か紹介したいと思います。

 

アクリルは加工がしやすいんです!

 

ガラスよりも透明性が高く、加工や整形が比較的容易なアクリルは曲げたり接着したり整形したりとさまざまな加工を施す事が可能です。店舗什器というのは、商品に合わせた形状に加工する必要があるためアクリルは商品陳列用の什器に多く使われています。さらに、アクリルはガラスのように割れた時に飛散しないなど高い耐久性や紫外線で黄色くなりにくいなどの耐候性を持つため店内に長時間設置される販促什器には最適な素材だといえます。アクリル什器の加工技術の代表的なものを紹介します。

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基本的な接着加工の様子です。筆や注射器を使用して、樹脂と樹脂を融接しています。ムラのないように接着するのには熟練の技術が必要です。

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こちらは曲げの様子です。ヒーターの上に樹脂を乗せて治具に入れて形を固定していきます。曲げのタイミングは樹脂の垂れ具合を見て判断します。

 

何と言ってもレーザー加工機

 

レーザーを照射し熱でアクリルの切断・彫刻する加工機です。レーザー光線をコンピュータで制御する事で、手彫りでは難しい繊細なデザインも正確に施す事が可能です。切断に熱を用いることから、切断面の接着など2次加工に制約がかかるケースもありますが、最近オーダーが非常に増えている加工方法です。加工に時間がかかるため1000個を超える量産に向いてなかったり、1.5センチを超える分厚い物には使用できないなどのデメリットもあります。

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意外とマイナーだけど炉曲げ

 

加熱炉で素材を均等に加熱・軟化させ、型に押し当てて成形する加工方法です。型さえあればR曲げ加工やドーム成形などの複雑な形にも成形する事ができます。ただ、この木型が非常に高価なため最近は出番が少ないです。(型屋さんも少なくなってます)アクリル什器だけでなく、ディスプレイ、照明カバーなど様々な用途に広く使われます。

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炉曲げであれば型次第でこのようななだらかなRをつけることができます。

 

縁の下の力持ち鏡面加工

 

アクリルそのものの美しさを最も活かす事ができる加工方法です。切ったままの切断面はバリなどがあり折角のアクリルの透明度が台無しです。プレーナーを用いてある程度綺麗になりますが、鏡のように光を反射する状態を作り出すには、はダイヤモンドの刃物を使って削って光らせる鏡面機を使います。大きなモノは難しいという点と手間がかかるため什器コストが高くなりはしますが、化粧品やショーウィンドウディスプレイなどの什器に特別な美しさが求められるものには必須の加工方法です。

 

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こちらの鏡面機で研磨した小口は非常に綺麗です。光をあてると綺麗に光るので化粧品売り場などでは好まれます。

レーザー加工機ってなに?

2017年5月5日

こんにちは!担当のTです。

本日は、レーザー加工機についてお話しします。

 

レーザー加工とは

 

レーザーは、SFやアニメでよく出てきますね。レーザービームとかいうやつです。アニメでも描かれていますがこれは一点に増幅させた光を集中して放つものです。テーマパークやコンサートなどで直線的な光の演出を見ることがありますよね、これもレーザーです。レーザーと言われるものは大体100種類ぐらいあると言われています。工場で使っているレーザー加工は、炭酸ガスレーザーというやつです。物体にレーザーを当てることで彫刻したり切断したりします。レーザー加工機は、レーザー発振機から出たビームを鏡に反射させ、焦点レンズを通して加工する材料に当てます。強さを調節することで、彫刻や切断など様々な加工が可能となります。

切断はレーザーの熱で板をカットしていきます。イラストレーターやCADで描いたパスを読み込んでいます。直線だけでなく曲線も綺麗にカットできます。

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彫刻とは、カットとは違い表面を削る加工です。データ作成時に彫刻の深さを設定しています。データとして弊社のレーザー加工の彫刻は、線でなくベタを認識しています。画像として処理しているので画像の処理としては一度モノクロで処理をして彫刻の彫りの深さを調整します。だいたい16段階ぐらいで処理をしています。

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彫刻するとこんな感じで出来上がります。彫刻した部分が白くけがくことができるので、表札や看板などの加工に適しています。アクリルの場合は下からLEDを当てるととても綺麗です。

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レーザー加工でできることってなに?

 

レーザー加工は具体的にはどんなことができるのか? レーザーはアクリルと相性がいいです、加えて木材や紙、金属、石材などにも使えます。工場にあるレーザー加工機では鉄は彫刻までしかできませんが、協力工場にあるレーザーなら切断も可能です。(塩ビやペットなど樹脂の中でも加工不可のものも多くあります)レーザー加工機では穴をあける、切断するという加工のほか、名前やメーカーロゴマークの彫刻、パターン模様など複雑なカットが可能です。レーザーの出力を調整して削る深さを変えることで彫刻の加工を施すこともできます。

MDFもレーザーでカットできます。切断面が少し焦げる感じが良い雰囲気です。かなり細かいパーツも切り抜けます。

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木材もレーザー彫刻できます。熱で削るので彫刻面が焦げる感じで仕上がります。ネームプレートなどの加工に適しています。

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皮の彫刻やカットもできます。焦げ目が少し硬くなるので革製品の切断に使用するよりは彫刻やマーキングなどの使用がオススメです。

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イラストレーターなどのソフトで書かれたパスを読み込むことができるため商品を作るために型を作る手間も要りません。ファブスペースなどでもおなじみのレーザー加工機です。興味のある方はこちらから

工場の設備紹介:パネルソー(自動定規)

2017年4月25日

こんにちは!担当のTです。

本日は、工場の設備を紹介したいと思います。

 

パネルソー(自動定規)

 

前に紹介したパネルソーに自動送り機能がついている便利なパネルソーです。基本的な使い方や機能はパネルソーと同じなので気になる方はパネルソーについて紹介している記事を見てくださいね。(パネルソーについてはこちら

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コントロールパネルにデジタル的なものがついているのが自動定規の設定パネルです。

 

 

すごいぞ自動定規機能!

 

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ここに欲しいサイズを入力するとそのサイズに機会が勝手に切ってくれるんです。画像の数値は100mmの板が欲しいので100.9mmで設定(この後、カンナ掛けをするので1mm余分に見ています)しておくと、右のバーが板を押してくれて設定サイズに切ってくれるというものです。

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一枚切ると、

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100.9mm押してくれます。

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どんどん切ってくれます。一度設定してしまえばほっといても切ってくれるので同じサイズのものを多量に切りたい時に大活躍の機械です。

 

 

 

工場の設備紹介:パネルソー

2017年4月15日

こんにちは担当のTです。

本日は工場の機械を紹介したいと思います。

 

パネルソー

 

加工の最初の工程は板を切るところから始まります。コレクションケースを作るのも棚の仕切り板を作るのもまずは板を切ることから始めます。その板を切るのに使うのがこのパネルソーです。アクリルもペットも塩ビも材料として使うものはこのパネルソーで切っています。

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最近では、ホームセンターのカットコーナーでも見かけることが多くなっていますよね。これに板を挟んで切るんですね。IMG_0030

板を抑えます。カットボタンを押すとのこが降りてきて板を切ります。切り終わると抑えが自動的に離れてこんな感じで切れています。

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長さの調整は下のメモリを目視で合わせて行います。

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ガイドの端にアクリルの板がつけてあるのは、職人さんの工夫です。仕事の特性で結構薄い板を扱うことがあります。通常の状態では薄い板が隙間に入ってしますことがあるためこんな感じで隙間に入らないようにしてあります。あと、白アクリルにしてるのは奥のメモリがコントラストで見えやすいようにもしてあるんですね。

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裏の丸ノコはこんな感じ。これが上下に移動して板を切っています。ノコ歯は3ミリと5ミリを使用していて、薄いものは3ミリで厚いものは5ミリの歯で切ります。

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パネルソーのコントロールパネルです。2700くらいまで切れます。板の長さでノコ歯の位置を上昇させるのですが、見やすを手書きで職人さんが書いてくれています。というもの、梱包用のダンボールをこれで切ることがあります。その作業は、職人さんではなく組み立て工程のアシスタントさんがやってくれているのでわかりやすいようにしてあげてるんですね。

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最後に集塵機です。板を切る際に出る削りかすを吸ってくれています。板のカットは加工の基本中の基本なのですが板を切る際にノコ歯の厚み分が消失します。3ミリ歯を使っているなら、材料を切るたびに3ミリなくなっていっているのんですね。この辺りは、また詳しく触れたいと思います。