こんにちは担当のKです。
今回よりT氏の後を継ぎ、皆さんにアクリル・樹脂加工の世界の魅力をお伝えしていきます。
作文苦手な私ですが、どうぞよろしくお願い致します。
さて、今回のお題は・・・
シナ合板で動物のオブジェを作ってみる
さっそくアクリルじゃなくて木工製品かよ・・・
というお声はさておき
今回はシナ合板を使った加工のご紹介です。
ホームセンターで購入できる450×450サイズ程度のシナ合板4ミリ厚を今回は使用します。
さっそくレーザー加工機で動物のDATAを読み込ませ抜いていきます。
当社のレーザー加工機はアクリル板ですと10㎜厚程度。
木工のMDFですと12㎜程度。今回のシナ合板ですと8ミリ厚程度は問題なく
製作することが可能です。
同じDATAで抜いた外側だけのディテールのものをもう一枚用意し、それを下地にします。
先に抜いた動物を上にセットし速乾ボンドで接着します。
出来上がりは上写真の感じです。
いかがでしょうか。なかなか可愛く仕上がっていると思います。
レーザーで木工素材をカットすると小口が焦げた仕上がりになります。
これが非常にいい味を出しているのが分かります。
この商品は彫刻加工まではしませんでしたが、
シナ合板やMDFは非常に加工性のいい材料なので、
彫刻で模様をつけてあげてもより可愛く仕上がることと思います。
企業様のロゴマークなんか入れてもカッコよく仕上がりそうですね。
この子が世に出てくれればよかったのですが残念ながらお仕事としては成立しませんでした。
皆様に見て頂けてネズミ君も喜んでいることでしょう。
ちなみにネズミ君が乗っているのは当社オリジナルアクリル携帯スタンドです。
こちらもいつか紹介したいと思います。