こんにちは!担当のTです。
本日は、アクリル加工にいてお話します。
アクリルDIYに挑戦!
今、個人の方でもアクリルを使ってDIYやアクセサリーづくりをされている方が増えています。アクリル製品も意外と簡単に自分で加工して作ることができるんです。アクリルの小物入れやアクリルアクセサリー、ラック、コの字型のディスプレイ台などが主な例です。アクリルケースについてはアクリル板を組み合わせて作ります。大きさを揃えた材料さえあればアクリル専用接着剤で組み立てるだけなので比較的に簡単に出来上がります。
接着剤を簡単に塗るには筆を使うと綺麗にできます。接着面が広い場合は少し浮かしで液を流し込むような感じで入れ込むと綺麗に接着できます。
1センチ程度の厚みであればこのやり方で綺麗に接着できますね。
加工に使う道具はなに?
アクリルは加工が簡単にできるのが特徴です。これは、木材や鉄と比べて簡単ということで、加工には専用の道具が必要です。板を買ってきて接着剤で組み立てるだけでできるものならば特別な道具は特に必要ありませんが、それだけで出来るものはそう多くないと思います。だからこそ、アクリル専用の道具をそろえれ作ることのできる幅は広がると思います。
アクリル板を切る刃物ひとつでもアクリル専用のカッターとノコギリが存在します。
アクリル専用のカッターです。何度もけがきながら切るというよりは削るという感覚で切っていきます。先端が保護紙ムキに使える仕様となっています。
穴を開けるときは、電動ドリルに取り付けるアクリル専用のビットがあります。アクリル板は曲げの加工がしやすいことも特徴のひとつですが、曲げる場合は専用のヒーターが必要です。少しコツがいるのでいらない板で練習して慣れてから本番の製品を作るほうがいいと思います。
工場のヒーターです。緑のバーの箇所に熱が入り板を置いて温めて曲げます。
板が温まってくると治具に挟み込んで形にしていきます。
アクセサリーなどの小物を作る場合はオーブントースターやホットプレートで温める方法もあります。全面が熱くなるため、素手で触らないようにしてください。ミニルーターを使うと表面を削ることもできますよ。
販促什器は作れる?
DIYであれば個性的な作品を作ることができますが、いくら加工が簡単といっても大きなディスプレイケースを作るには大変な労力がかかります。見栄えはもちろんですが、耐久性にも不安があったり角などの処理が甘くてお客様にけがをさせてしまうことも考えられます。お店で使う什器に関しては頼んだほうが無難だと思います。