恵那工芸:アクリル加工・アクリル板のレーザー加工・NC切削加工・曲げ加工・接着加工・ペット加工・塩ビ加工

アクリルの製法の違いについて

2017年4月11日

こんにちは!担当のTです。

本日は、アクリルの製法の違いについてお話ししたいと思います。

 

アクリルには2種類あるんです!

 

アクリルと一言で呼ばれていますが、実は大きく2種類あります。この2種類の違いは、アクリルの製法の違いで、加工を施す際の種類によって使い分けています。熟練の職人さん曰く表面を見れば種類がわかるらしいのですが、担当のTはというと・・・・。それでは、製法の種類とその特徴を以下で説明していきます!

 

キャスト製法

 

2枚のガラスの間にアクリル原材料を注入し、硬化させて作る製法です。

長所

1.硬い、反りにくい(押し出しと比べて)
2.クラックの混入が少ない(押し出しと比べて)
3.電動ノコギリやパネルソーなど切削個所に熱の掛かる加工がしやすい

短所

1.溶剤接着に時間が掛かり接着強度も低い(押し出しと比べて)
2.板厚のバラツキがある
3.高価である

あと板厚の厚いものは基本キャスト(20mm以上のもの)、カラーアクリルもキャスト、大きさの大きいものもキャストなどですかね。

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押し出し製法

 

ドロドロの粘土状になっているアクリル樹脂をローラーから押し出して作る製法です。

長所

1.板厚の寸法精度に優れる(厚みが均等)
2.接着性に優れている。溶剤接着(溶かして接着する方法)に向く
3.熱曲げ加工しやすい
4.安価である(多量生産がきくため)

短所

1.キャストに比べやや硬度が低いので反り易い
2.溶液や薬品でクラック(ヒビ)が入り易い
3.パネルソーなどの高速切削加工に向かない(過熱部分が融けるため)

あと厚みは最大20mmぐらいまで、色数が少ない、製法の兼ね合いで板幅が制限されているなどです。

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どっちがいいの?

 

弊社で主力として使用してるのは押し出しの板です。理由としては、板の単価と接着、曲げ加工の効率が高いところが挙げられます。販促什器に求められる要件については押し出し板で十分足りていると思います。製品を作る際にどのような意図でどのような場所に配置するのかをヒアリングさせていただき用途に合う板を提案させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。