恵那工芸:アクリル加工・アクリル板のレーザー加工・NC切削加工・曲げ加工・接着加工・ペット加工・塩ビ加工

アクリルとLEDライトの親和性

2017年6月2日

こんにちは!担当のTです。

本日は、アクリルとLEDライトの親和性についてお話しします。

 

看板などにも最適です!

 

透明なアクリルは、何と言ってもガラスより透明度が高いので光を本当に良く通します。光源についてですが、アクリルは熱に弱いため(80度を超えると変形してしまうので)熱を持ちやすい白熱球はほぼ使われていません。現在主流となっているのは省エネで発色も良いLEDです。LED電球のカバーはポリカーボネートやアクリルが使用されていることが多いことからも、非常に相性が良いことがわかります。アクリルで作られた看板は、夜間はLEDで光を出して、視認性が高く、幻想的なイメージの看板にすることもできます。美しい看板は、通行人の目を引くのに効果的に違いありません。

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このような、LEDライトユニットを用いて光らせることができます。

 

アクリルとLEDの光の見え方の印象について

 

ガラスより軽いアクリルは持ち運びが非常に便利です。アクリルは当てる光の色を変えることでイメージを変えることが簡単にできるのでショーウィンドウなどの演出にもオススメです。例えば、青や白のLEDを用いれば、透き通ったアクリルに光が当たって冷たい氷や雪を連想させます。オブジェを中から照らせば、氷のオブジェのようにも見えます。赤だと燃えるような情熱的な演出になりますし、緑だと落ち着いた感じの演出効果が得られるでしょう。室内を緑にすると緑のあかりは白色と比べて瞼を通しにくいので就寝時に良いということもあるようです。LEDの光の直進性とアクリルの透明度は非常に相性が良いので、側面から光を当てアクリルの表面を彫刻した絵をまるで浮かび上がったかのように見せる演出もブランドサインの表示など非常に人気があります。

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弊社入り口カウンターに置いてある看板です。(扱いが雑なので側面の傷が目立ちますが・・・。今度カンナかけて整えなきゃですね・・・・。)

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彫刻を施したものを光らせたものです。細かい線が際立って見えます。立体感が非常に出る演出となります。

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集光アクリルという光の伝導性の高いアクリルを使用したものです。色付きのアクリルを用いることで自然のグラデショーンがとても綺麗です。

ご興味のある方はこちらからお気軽にお尋ねください。

NC加工機ってなに?

2017年5月25日

こんにちは!担当のTです。

本日はNC加工機についてお話ししたいと思います。

 

切るんじゃなくて削るんです!

 

前に説明したレーザーは切る機械です。NCという機械は刃物で削る加工を行う機械です。専門的にいうと切削用工具の刃先の動作を座標値で定義して加工をおこなうんですが、わかりやすく言うと、ドリルが板を削ってるんですね。削る加工のメリットは、樹脂の材料を選ばないということです。(これ意外と重要!)レーザーは熱で板を切っていました。要は溶かして切断しているんですね。アクリルに関しては問題ないのですが、塩ビ・ペット・ポリカなど加工できない素材もあったんですね。NC加工機については削るので塩ビやペット、ポリカなどの板も加工が可能となります。工場の機械のカバーなどの加工もこれで問題なし!困っている方おられれば相談ください!1枚から作りますよ!

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加工面積は最大1300×2500サイズの加工が可能です。大判の板を加工できるのがこの機械の特徴ですね。

 

削ると何がいいの?

 

削る加工のメリットは、先にあげたように熱で溶かして切ることのできない樹脂の加工が可能であることと、もう一つ接着ができるということです!(これも重要!)アクリルに限ることですがレーザーで切断した面は接着できません。正確にいうと接着自体は可能なのですが一度熱を当てているため樹脂の構造が変性していて接着液をつけるとクラックが起きやすくなります。NC加工に関しては削っているわけですから、熱による変性はありません。切断面同士を接着する加工が可能というのが最大のメリットとなります。

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削っているところです。

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円筒の歯を回転させて削るので角がどうしてもRがついてしまいます。

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こんな大きな板でこのような形状の加工も可能です。これを手で切ろうと思うと・・・。

削る材料の大きさ、厚さ、開ける穴の大きさによって歯を変えながらの作業となります。弊社の機械は自動で歯を変えてくれます。

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替刃をこのようにセッティングしておくんですね。

工場の機械カバーから店舗什器はもちろん切り板の加工もできますので、ご要望あればこちらからお願いします。

アクリル什器のお手入れ方法

2017年5月22日

こんにちは!担当のTです。

本日は、よく質問をされるアクリル什器のお手入れ方法についてお話しします。

 

アクリルとガラスは同じようにして大丈夫?

 

アクリルはガラスのように透明で、強度があります。ガラスを綺麗にしようとすると、ガラスクリーナーを使って乾いた布で拭いたり、おばあちゃんの知恵にあるように新聞紙を丸めて強くこすったりしますよね。じゃあ、アクリルも似たようなものだから同じようにすれば良いんじゃないの?と思われる方がいらっしゃいますが、アクリルとガラスは全く別物です。(ここ重要です!)実はアクリルというのは柔らかいものです。アクリルの表面は傷つきやすく、乾いた布で強くこすると細かい擦り傷が付いてしまいます。また、ガラスクリーナーに含まれている成分によってはひび割れを起こす場合があるため、使わないことが懸命です。

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メラニンスポンジもNGです!

 

アクリルのお手入れ方法は?

 

一番良いのは、眼鏡拭きなどの素材でできた布で拭くことです。柔らかい布を湿らせて拭いても大丈夫です。

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恵那工芸ではTシャツの切れ端で拭いています。ポリエステル素材が多いのは避けた方が良いと思います。あと、古いタオルや糊の効いた布などはかえって表面を傷つけてしまいますのでこれも避けてください。ひどい汚れには、中性洗剤を数滴たらした水(濃度は1%程度)を用いて拭きとると帯電防止にもなります。

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傷がついてしまった場合は、ごく細かい傷でしたら市販のアクリル専用研磨剤を使えば目立たなくなります。(工場でもやっていますよ)

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マスキングテープの上のあたりが少し傷ついています。

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研磨剤を少し布に垂らします。

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該当する箇所を少し力を入れて磨きます。

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傷が目立たなくなります。

 

 

ただし、色の付いているアクリルや彫刻など模様が入っているアクリルに使用してしまうと、色のムラが出てしまうためやらないほうが良いと思います。

 

アクリル樹脂とは

2017年5月19日

こんにちは!担当のTです。

本日は、アクリル樹脂についてお話しようと思います。

 

什器とアクリル樹脂について

 

什器、特に販促什器は、アクリル樹脂で作られることが多いです。日本のアクリル樹脂の製造技術は、透明度や平面制度など世界でも最高レベルと言われています。販促什器においてアクリル樹脂の使用が普及した理由は加工のしやすさがあると思います。切ったり貼ったり、曲げたりすることが容易にできるアクリル樹脂の用途についてみていきます。

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厚いアクリルも時間をかけて温めてやれば曲がります。

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接着は溶液を使って溶剤接着という方法で行います。これは樹脂同士を溶剤を使って表面を溶かして接合させています。

 

アクリル樹脂ってなに?

 

アクリル樹脂とは、英語 acrylic resin)とは、アクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステルの重合体です。透明性の高い非晶質の合成樹脂で、 特にポリメタクリル酸メチル樹脂による透明固体材は、アクリルガラスとも呼ばれます。アクリル樹脂は、無色透明で、硬く、耐候性に優れており、製品になったときに太陽にあたっても、黄色(業界では黄変とよんでいます)くなりにくいです。(塩ビなどは紫外線で黄変してしまいます。その分、価格が安くなるメリットもあります。)アクリル樹脂の透明性は、ガラスよりも高く、通常知られている樹脂の中で最も高く、かつ屈折率も大きいです。紫外線の透過率も抑えることができるため額縁などにも使われています。 ガラスに比べて、強度も高く、割れた時にも飛散性が低いので安全性も高いため、ケースなどはアクリル樹脂で作られることが多くなってます。

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アクリル樹脂の用途について

 

アクリル樹脂は実は身近なところでたくさん使用されています。例えば、水族館の透明な壁です。アクリル樹脂は加工しやすい為、ガラスではできないようなことが出来ます。大きな水槽やトンネル型のように変形した水槽などはアクリルだからこそできるんです。お店の看板や照明器具のカバー、道路標識、事務用品などもアクリルでできています。そのほかにも生活の周りにアクリルでできているものはたくさんあります。

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水槽はアクリルで作られているのが一般的です。重合接着など特殊な技術で接着されているんですよ。

恵那工芸は、販促什器としてのアクリル樹脂の可能性を考えています。訴求力のある販促什器をお求めでしたら、一度お問い合わせください。

お問い合わせはコチラ

アクリル什器の見せ方について

2017年5月14日

こんにちは!担当のTです。

今回は、アクリル什器の見せ方についてのお話しです。

 

アクリル什器は透明感が抜群!

 

アクリルは透明な素材の中でもトップクラスの透明度を誇ります。そのまま陳列していると盗難の恐れがある時計やサングラス類の展示ケースや、温度変化にも強い特性があるので温度管理が必要な洋菓子や野菜などを展示する商品ケースによく使われている素材なんです。透明だからこそ、宝石や化粧品など商品そのものが色彩豊かなものはアクリルケースに入れるだけでも綺麗に見えますよね。

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スーパーの食料品売り場では、仕切板などもアクリルなどのケースもあります。

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高級感を出すのにもってこいです。板の厚さを厚くすると高級感が上がります。

 

アクリル什器で高級感がアップ!

 

アクリル什器はただ透明なケースとして使う以外でも使いやすいです。特に光との相性が非常に良いので光を反射してキラキラと光る様子や、滑らかで艶のあるタッチは高級感のある演出を行うことができます。スチールはクールな感じを木や紙は温かみを演出しますが、時計や宝石、香水など高価な商品の展示にはアクリルが一般的です。また、100円均一などの雑貨店やファストファッションのお店でも、什器や内装をアクリルで作成しているところが多くなっています。アクリルで統一することで展示しているものに高級感が生まれ、お客様にお得感を与えることができるからです。また、ガラスのように重くないので、持ち運びの移動もしやすく、店舗のレイアウトを変える時にも重宝するからではないでしょうか。

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LEDなどのライトユニットを入れればアクリル什器そのものを光らせることも可能ですし、スポットライトなどを用いて光源を小さくすることでより高級なイメージを出すことができます。

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底板に黒いアクリルを用いることで高級なイメージを持たせることもできます。大事なコレクションを飾るケースとしてもアクリルは重宝されていますね。

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コレクションケースをお考えの方はこちらから是非お願いします!

アクリル加工の紹介

2017年5月10日

こんにちは!担当のTです。

本日は、アクリル加工を何種類か紹介したいと思います。

 

アクリルは加工がしやすいんです!

 

ガラスよりも透明性が高く、加工や整形が比較的容易なアクリルは曲げたり接着したり整形したりとさまざまな加工を施す事が可能です。店舗什器というのは、商品に合わせた形状に加工する必要があるためアクリルは商品陳列用の什器に多く使われています。さらに、アクリルはガラスのように割れた時に飛散しないなど高い耐久性や紫外線で黄色くなりにくいなどの耐候性を持つため店内に長時間設置される販促什器には最適な素材だといえます。アクリル什器の加工技術の代表的なものを紹介します。

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基本的な接着加工の様子です。筆や注射器を使用して、樹脂と樹脂を融接しています。ムラのないように接着するのには熟練の技術が必要です。

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こちらは曲げの様子です。ヒーターの上に樹脂を乗せて治具に入れて形を固定していきます。曲げのタイミングは樹脂の垂れ具合を見て判断します。

 

何と言ってもレーザー加工機

 

レーザーを照射し熱でアクリルの切断・彫刻する加工機です。レーザー光線をコンピュータで制御する事で、手彫りでは難しい繊細なデザインも正確に施す事が可能です。切断に熱を用いることから、切断面の接着など2次加工に制約がかかるケースもありますが、最近オーダーが非常に増えている加工方法です。加工に時間がかかるため1000個を超える量産に向いてなかったり、1.5センチを超える分厚い物には使用できないなどのデメリットもあります。

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意外とマイナーだけど炉曲げ

 

加熱炉で素材を均等に加熱・軟化させ、型に押し当てて成形する加工方法です。型さえあればR曲げ加工やドーム成形などの複雑な形にも成形する事ができます。ただ、この木型が非常に高価なため最近は出番が少ないです。(型屋さんも少なくなってます)アクリル什器だけでなく、ディスプレイ、照明カバーなど様々な用途に広く使われます。

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炉曲げであれば型次第でこのようななだらかなRをつけることができます。

 

縁の下の力持ち鏡面加工

 

アクリルそのものの美しさを最も活かす事ができる加工方法です。切ったままの切断面はバリなどがあり折角のアクリルの透明度が台無しです。プレーナーを用いてある程度綺麗になりますが、鏡のように光を反射する状態を作り出すには、はダイヤモンドの刃物を使って削って光らせる鏡面機を使います。大きなモノは難しいという点と手間がかかるため什器コストが高くなりはしますが、化粧品やショーウィンドウディスプレイなどの什器に特別な美しさが求められるものには必須の加工方法です。

 

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こちらの鏡面機で研磨した小口は非常に綺麗です。光をあてると綺麗に光るので化粧品売り場などでは好まれます。

レーザー加工機ってなに?

2017年5月5日

こんにちは!担当のTです。

本日は、レーザー加工機についてお話しします。

 

レーザー加工とは

 

レーザーは、SFやアニメでよく出てきますね。レーザービームとかいうやつです。アニメでも描かれていますがこれは一点に増幅させた光を集中して放つものです。テーマパークやコンサートなどで直線的な光の演出を見ることがありますよね、これもレーザーです。レーザーと言われるものは大体100種類ぐらいあると言われています。工場で使っているレーザー加工は、炭酸ガスレーザーというやつです。物体にレーザーを当てることで彫刻したり切断したりします。レーザー加工機は、レーザー発振機から出たビームを鏡に反射させ、焦点レンズを通して加工する材料に当てます。強さを調節することで、彫刻や切断など様々な加工が可能となります。

切断はレーザーの熱で板をカットしていきます。イラストレーターやCADで描いたパスを読み込んでいます。直線だけでなく曲線も綺麗にカットできます。

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彫刻とは、カットとは違い表面を削る加工です。データ作成時に彫刻の深さを設定しています。データとして弊社のレーザー加工の彫刻は、線でなくベタを認識しています。画像として処理しているので画像の処理としては一度モノクロで処理をして彫刻の彫りの深さを調整します。だいたい16段階ぐらいで処理をしています。

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彫刻するとこんな感じで出来上がります。彫刻した部分が白くけがくことができるので、表札や看板などの加工に適しています。アクリルの場合は下からLEDを当てるととても綺麗です。

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レーザー加工でできることってなに?

 

レーザー加工は具体的にはどんなことができるのか? レーザーはアクリルと相性がいいです、加えて木材や紙、金属、石材などにも使えます。工場にあるレーザー加工機では鉄は彫刻までしかできませんが、協力工場にあるレーザーなら切断も可能です。(塩ビやペットなど樹脂の中でも加工不可のものも多くあります)レーザー加工機では穴をあける、切断するという加工のほか、名前やメーカーロゴマークの彫刻、パターン模様など複雑なカットが可能です。レーザーの出力を調整して削る深さを変えることで彫刻の加工を施すこともできます。

MDFもレーザーでカットできます。切断面が少し焦げる感じが良い雰囲気です。かなり細かいパーツも切り抜けます。

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木材もレーザー彫刻できます。熱で削るので彫刻面が焦げる感じで仕上がります。ネームプレートなどの加工に適しています。

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皮の彫刻やカットもできます。焦げ目が少し硬くなるので革製品の切断に使用するよりは彫刻やマーキングなどの使用がオススメです。

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イラストレーターなどのソフトで書かれたパスを読み込むことができるため商品を作るために型を作る手間も要りません。ファブスペースなどでもおなじみのレーザー加工機です。興味のある方はこちらから

工具箱の仕切板を作ってみた。

2017年5月2日

こんにちは担当のTです。

本日は、私の工具箱の仕切板を作ってみました。

 

工具箱を整理したい!

 

先日、工具箱を購入しました。使っている工具や文具をとりあえず入れてましたが、こんな感じ・・・。作業場に置いてある工具など持ってきたら収集がつかなくなりそうなので工場にある端材で作ろうと思います。

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とりあえず、工場の端材置き場に行って集めてきた端材たち。大小、色板含めて使えそうなものをチョイス。で、レーザーで切り出すための図面を準備していきます。

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一回でたくさんの部材を切り出したいので、長めの板を選んで、板の大きさのアートボードを作成して面つけをしていきます。今回は5ミリの板にしたので隙間も5ミリで設定。こんな感じで2枚分図面を作成しました。

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レーザー加工機で切り出し開始!5ミリの板も難無く切っていきます。

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続いて2枚目も切り出し完了です。図面通りに綺麗にカットしてくれる、すごいぞレーザー加工機!

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作った仕切でまずは入っている工具と文具を仕分け。すっきり綺麗になりました。レーザーカットの小口が光って綺麗。IMG_0161

下段の小隙間には、ねじや蝶番など商談の時に説明する小物を入れるつもりです。端材の関係で5ミリで作成しましたが、仕切板は2〜3ミリでも十分だと思います。綺麗な工具箱見ると、工具買いたくなりますね〜。明日はホームセンター行ってこようかな〜。

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アクリルの表面の硬さについて

2017年4月28日

こんにちは!担当のTです。

本日はアクリルの表面の硬さについてお話ししたいと思います。

 

アクリルの表面の硬度

アクリルの表面の硬度は2H程度です。この2Hとはどんな基準なのでしょうか?携帯電話のカバーなどにもこの数字ついていますよね。なんとなく数字が大きければ硬いというイメージはあります。詳しい内容は日本工業標準調査会(JISC)のページで閲覧できますので興味のある方はぜひ。この数字の主な使用箇所は、自動車などの塗膜の強さを表すのに使われています。この記号と数字が、最近ではスマホ用の保護フィルムの表面ハードコート層の硬さを表すのに使われているんです。

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引っかき強度とはどんなもの?

 

JISのタイトル、「引っかき硬度(鉛筆法)」を読んでいただければわかる通り、このHや、4Hなどという表現は、鉛筆の芯の硬度を表しています。濃くて太い文字を描きたいのなら4Bを細く薄い文字を書きたいのなら2Hを選ぶように、鉛筆の芯の硬度は6B 、5B、 4B、 3B、 2B、 B、 HB、 F、 H、 2H、 3H、 4H、 5H、 6Hの順番で硬いということです。こんな感じで表面を引っ掻き傷がつくかを調べます。

 

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図:鉛筆硬度試験 参考文献:JISハンドブック塗料(日本規格協会) 使用器具:三菱ユニ鉛筆 6B~9H  

ちなみに、宝石などの硬度を表すのは「モース硬度」と呼ばれるものです。ダイヤモンドの硬度が10で地球上で一番硬いとされているやつです。鉛筆硬度最強の9Hはモース硬度でいうところの5ぐらいにあたりトルコ石ぐらいらしいです。

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図:モース硬度表

両者を相対的にわかりやすくした図があったのでご紹介します。

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アクリルの表面硬度はどれぐらい

 

アクリルの表面硬度は2H程度です。つまり、2H以上の硬いものでひっかくと傷が付くということです。身近なものでこれぐらいの硬度のものは人の爪の硬さです。ということは爪で強くひっかくと傷がついてしまうということです。最近では表面強化板アクリルなども出てきますので傷がつきやすいところに使用する什器などであればご相談いただけれると良いと思います。

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工場の設備紹介:パネルソー(自動定規)

2017年4月25日

こんにちは!担当のTです。

本日は、工場の設備を紹介したいと思います。

 

パネルソー(自動定規)

 

前に紹介したパネルソーに自動送り機能がついている便利なパネルソーです。基本的な使い方や機能はパネルソーと同じなので気になる方はパネルソーについて紹介している記事を見てくださいね。(パネルソーについてはこちら

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コントロールパネルにデジタル的なものがついているのが自動定規の設定パネルです。

 

 

すごいぞ自動定規機能!

 

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ここに欲しいサイズを入力するとそのサイズに機会が勝手に切ってくれるんです。画像の数値は100mmの板が欲しいので100.9mmで設定(この後、カンナ掛けをするので1mm余分に見ています)しておくと、右のバーが板を押してくれて設定サイズに切ってくれるというものです。

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一枚切ると、

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100.9mm押してくれます。

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どんどん切ってくれます。一度設定してしまえばほっといても切ってくれるので同じサイズのものを多量に切りたい時に大活躍の機械です。

 

 

 

アクリルの特性

2017年4月19日

こんにちは!担当のTです。

本日は、基本中の基本のアクリルの特性についてお話しします。

 

透明度がすごいんです!

 

透明のものといえばガラスが思いつくと思いますが、ガラスの透明度はどれぐらいだと思いますか?透明度を表す専門的数字で光線透過率(物質の層が光を吸収する程度を示す値)というのがあります。この数字で表すと92%です。ではアクリルはというとなんと93%でガラスを1%ですが上回ります。そのようなこともありアクリルは別名「プラスチックの女王」なんて呼ばれることもあるんです。

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フォトフレームなど中にメディアを入れて見せるものに最適ですね。

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加工しやすいんです!

 

加工手法の切る、穴をあける、曲げるなど加工の自由度が非常に高い素材です。接着剤による加工ももちろん可能です。レーザー加工機で切断できるのも非常に加工性が高いと言えると思います。

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レーザー加工機で抜いた端材です。

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接着ももちろん綺麗にくっつきますね。

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炉曲げでのR加工にも適しています。

 

環境変化にも強いんです!

 

屋外における太陽光や風雨・雪などの気象条件にも優れた耐候性を発揮してくれます。だから看板や建築材料に好んで用いられています。身近なところでいえば自動車のランプレンズや電飾看板のカバーもアクリルです。これは、透明度や強度の低下が極めて低い素材だから使われているのです。外部環境差にもよりますが、だいたい10~20年程度の耐久性があると言われています。ただし、着色したアクリルは色が薄くなったりするものもあります。

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安全性も高いんです!

耐衝撃性に優れていて、万一破損しても、ガラスのように大きく破片が飛び散ることがないのでケースなど一昔前まではガラスが主流だったものに用いられるケースが増えています。(比重は1.19、耐衝撃強度はガラス1に対し、10~16倍。)

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ガラス色のアクリルでできたキャンディーボックス、ぱっと見ガラスのようですが、こういったものもアクリルでできています。

 

工場の設備紹介:パネルソー

2017年4月15日

こんにちは担当のTです。

本日は工場の機械を紹介したいと思います。

 

パネルソー

 

加工の最初の工程は板を切るところから始まります。コレクションケースを作るのも棚の仕切り板を作るのもまずは板を切ることから始めます。その板を切るのに使うのがこのパネルソーです。アクリルもペットも塩ビも材料として使うものはこのパネルソーで切っています。

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最近では、ホームセンターのカットコーナーでも見かけることが多くなっていますよね。これに板を挟んで切るんですね。IMG_0030

板を抑えます。カットボタンを押すとのこが降りてきて板を切ります。切り終わると抑えが自動的に離れてこんな感じで切れています。

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長さの調整は下のメモリを目視で合わせて行います。

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ガイドの端にアクリルの板がつけてあるのは、職人さんの工夫です。仕事の特性で結構薄い板を扱うことがあります。通常の状態では薄い板が隙間に入ってしますことがあるためこんな感じで隙間に入らないようにしてあります。あと、白アクリルにしてるのは奥のメモリがコントラストで見えやすいようにもしてあるんですね。

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裏の丸ノコはこんな感じ。これが上下に移動して板を切っています。ノコ歯は3ミリと5ミリを使用していて、薄いものは3ミリで厚いものは5ミリの歯で切ります。

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パネルソーのコントロールパネルです。2700くらいまで切れます。板の長さでノコ歯の位置を上昇させるのですが、見やすを手書きで職人さんが書いてくれています。というもの、梱包用のダンボールをこれで切ることがあります。その作業は、職人さんではなく組み立て工程のアシスタントさんがやってくれているのでわかりやすいようにしてあげてるんですね。

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最後に集塵機です。板を切る際に出る削りかすを吸ってくれています。板のカットは加工の基本中の基本なのですが板を切る際にノコ歯の厚み分が消失します。3ミリ歯を使っているなら、材料を切るたびに3ミリなくなっていっているのんですね。この辺りは、また詳しく触れたいと思います。

アクリルの製法の違いについて

2017年4月11日

こんにちは!担当のTです。

本日は、アクリルの製法の違いについてお話ししたいと思います。

 

アクリルには2種類あるんです!

 

アクリルと一言で呼ばれていますが、実は大きく2種類あります。この2種類の違いは、アクリルの製法の違いで、加工を施す際の種類によって使い分けています。熟練の職人さん曰く表面を見れば種類がわかるらしいのですが、担当のTはというと・・・・。それでは、製法の種類とその特徴を以下で説明していきます!

 

キャスト製法

 

2枚のガラスの間にアクリル原材料を注入し、硬化させて作る製法です。

長所

1.硬い、反りにくい(押し出しと比べて)
2.クラックの混入が少ない(押し出しと比べて)
3.電動ノコギリやパネルソーなど切削個所に熱の掛かる加工がしやすい

短所

1.溶剤接着に時間が掛かり接着強度も低い(押し出しと比べて)
2.板厚のバラツキがある
3.高価である

あと板厚の厚いものは基本キャスト(20mm以上のもの)、カラーアクリルもキャスト、大きさの大きいものもキャストなどですかね。

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押し出し製法

 

ドロドロの粘土状になっているアクリル樹脂をローラーから押し出して作る製法です。

長所

1.板厚の寸法精度に優れる(厚みが均等)
2.接着性に優れている。溶剤接着(溶かして接着する方法)に向く
3.熱曲げ加工しやすい
4.安価である(多量生産がきくため)

短所

1.キャストに比べやや硬度が低いので反り易い
2.溶液や薬品でクラック(ヒビ)が入り易い
3.パネルソーなどの高速切削加工に向かない(過熱部分が融けるため)

あと厚みは最大20mmぐらいまで、色数が少ない、製法の兼ね合いで板幅が制限されているなどです。

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どっちがいいの?

 

弊社で主力として使用してるのは押し出しの板です。理由としては、板の単価と接着、曲げ加工の効率が高いところが挙げられます。販促什器に求められる要件については押し出し板で十分足りていると思います。製品を作る際にどのような意図でどのような場所に配置するのかをヒアリングさせていただき用途に合う板を提案させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

アクリルのメーカー紹介

2017年4月8日

こんにちは!担当のTです。

本日は、アクリルメーカーさんの商品紹介をしようと思います。

 

いろいろあるぞアクリルメーカー

 

スーパーなどで野菜を選ぶ際に産地を見て選ぶようにアクリルでもメーカーさんごとに特色があります。お客様から依頼された什器の性質、目的に合わせてそれに合うアクリルを選択して作り上げます。押し出しだけどキャストに近い特性を持った板など様々ありますので、ご相談していただければと最適な素材をご提案いたします。

 

三菱レイヨン

キャスト:アクリライトL・S・K3・MR・IR・アクリフィルターIR

押し出し:アクリライトEX・E・型板

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旭化成

キャスト:デラグラスK・KM

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押し出し:デラグラスA・AM・SR・デラプリズム・デラミラー

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クラレ

キャスト:パラグラス

押し出し:コモグラス HI・SC・コモミラー

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住友化学

キャスト:スミペックス AS

押し出し:スミペックスE・GT

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カナセ

キャスト:カナセライト

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フォトフレーム作ってみました

2017年4月7日

こんにちは担当のTです。

春の入学シーズンということでフォトフレームを作ってみました。

 

まずはレーザー加工します(ベース作成)

まず、フォトフレーのベースとなるデータを作成。中に入れる写真はL版(89×127mm)にしたいので122×178mmでベースを作成。角も2Rでつけときます。

抜き終わった板はこちら。

 

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次にカバー側のアクリルを加工していきます。春ということでフレームの周りに桜の彫刻をして行こうと思います。

レーザー加工機が桜の箇所を彫刻している様子。この作業で15分ぐらいかかります。彫刻は時間がかかる作業なんですよ。

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外側のカット線も加工終了です。

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桜の花なので今回水性塗料を使ってピンクにしてみようと思います。(レーザー加工後の塗装で油性塗料を使うとクラックの恐れがあるのであまりオススメしませんね)彫刻箇所がちょうどマスキングのようになっているので筆で上から色をつけていきます。

 

桜の模様に色をつけてみます

 

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最後は組立作業です

 

フォトフレームにしたいので四隅にカザリビスを取り付けます。今回使うのはこれ。我々の間ではおなじみのアクリサンデー社様のビス。500円ぐらいです。

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保護紙を剥がして、組み立てるとこんな感じです。

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補足:塗料を塗った場合と塗っていないところの違いはこんな感じです。今回使った板が押し出し板だったので少し薄いです。キャスト板を使えばもっと白くケガけます。

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会社紹介

2017年4月6日

こんにちは担当のTです。

まずは、恵那工芸の紹介から始めてみようと思います。

場所は、愛西市というところにあります。海部郡佐屋町、立田村、八開村、佐織町の2町2村が合併し発足した県下32番目の市で、旧立田村にあたります。

詳しくはホームページのこちらをご覧いただければ。

http://enakogei.co.jp/access

 

会社外観

 

外観はこんな感じです。

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周りは、畑に囲まれて、のどかな感じのところですね。いちごとレンコンが有名なところなので、シーズンになるとハスの花を見に観光客の方が来られるほどです。

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工場の中の様子。毎日色々なものを作っています。作るものの多様性がこの業界の特徴じゃないですかね。それぞれについてはまた、日を改めてご紹介します。

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こんな感じで、日々のことを発信していこうと思います。

ブログ始めます!

2017年4月3日

こんにちは担当のTです。

今年ホームページを全面リニューアルいたしました。ホームページを作っている時に考えていたのですが、なかなか会社のことを表現することができない・・・・。

担当Tの会社は、日々色々なものを作っています。ほぼ毎日同じものを作っていないんじゃないかというぐらいです。専門の樹脂だけでなく、木工やスチール、スクリーンなど作っているものの材質も様々です。

そこで、ブログを始めてみようと考えました。

文章なんて描いたことのない担当Tが更新していきます。読みづらい部分や表現、誤字脱字など往々にしてあると思いますが、頑張って描いていこうと思います。

社内で起こっている様々なことや工場の施設やそれを使った物作りのお話、私たちの専門である樹脂のお話などをここでさせていただき、我々の会社のことを知っていただける場にしていきたいと思います。

それでは、今後ともよろしくお願いします!